注文住宅の流れを解説!契約から引き渡しまでのスケジュール

公開日:2025/07/15  

スケジュール

注文住宅の建築は、多くの人にとって一生に一度の大きなプロジェクトです。夢のマイホームを実現するには、契約から引き渡しまでの一連の流れを理解し、計画的に進めることが欠かせません。そこで今回は、注文住宅の契約から引き渡しまでのスケジュールを詳しく解説します。ぜひ、参考にしてみてください。

契約前の準備と建築会社の選定

注文住宅を建てる際には、まず住宅会社や工務店の選定から始まります。信頼できるパートナーを見つけることが、理想の住まいづくりを成功させるカギとなります。

希望条件の整理と資金計画の立案

自分や家族の希望を整理し、どんな家を建てたいのかを明確にすることが大切です。間取り、デザイン、性能などの条件をリストアップし、それに応じた予算を設定しましょう

また、住宅ローンの利用を検討する場合は、事前に金融機関に相談し、借入可能額や返済計画を把握しておくとスムーズです。

ハウスメーカーや工務店の比較検討

住宅会社には、大手ハウスメーカー、地域密着型の工務店、設計事務所などさまざまな選択肢があります。それぞれ特徴や強みが異なるため、複数の会社を比較し、自分の理想に合った企業を選ぶことが重要です。

モデルハウス見学や完成見学会に足を運び、施工品質やデザインのテイストを確認すると、より具体的なイメージを持てます

土地の選定と購入

注文住宅を建てるためには、まず土地を確保する必要があります。すでに所有している土地がある場合は、そのまま建築の計画を進めることができますが、まだ土地が決まっていない場合は、慎重に選定を行うことが重要です。

不動産会社やハウスメーカーと相談しながら、希望条件に合った土地を探し、立地や日当たり、周辺環境、利便性などを総合的に判断しましょう。とくに、最寄りの交通機関や商業施設、学校、病院といった生活インフラの充実度も重要な要素になります。

また、地盤の強度や浸水リスク、都市計画区域内の制限なども事前に確認しておくことが大切です。土地の形状や方角によっては設計に制約が生じる場合があるため、建築士や施工会社と相談しながら、理想の家を建てるのに適した土地を選ぶようにしましょう。

契約前には周辺の環境を実際に訪れ、昼夜の雰囲気や騒音、近隣との距離感などを確認しておくと、より満足度の高い土地選びができます。

契約から着工までのステップ

住宅会社が決まり、プランが固まったら、いよいよ契約の段階に進みます。ここでは契約から実際の工事が始まるまでの流れを解説します。

設計プランの打ち合わせと決定

住宅会社と詳細な打ち合わせを行い、間取りや仕様を決定していきます。キッチンや浴室の設備、床材や壁紙のデザインなど、細部にわたる部分まで決めていくため、じっくり時間をかけることが大切です。予算オーバーにならないように注意しながら、希望を形にしていきましょう

建築請負契約の締結

設計プランと見積もりに納得できたら、建築請負契約を結びます。契約書には、工期、費用、保証内容などが記載されているため、しっかり確認した上で署名しましょう。とくに追加費用が発生する可能性がある部分や工期遅延時の対応については、細かくチェックしておくと安心です。

建築確認申請とローン手続き

建築プランが確定すると、住宅会社が自治体に建築確認申請を行います。この手続きが完了し、許可が下りた後に工事を開始できるという流れです。また、住宅ローンを利用する場合は、このタイミングで本申し込みを行い、融資を確定させます

地盤調査と基礎工事の準備

土地の状態を確認するために地盤調査を実施し、必要に応じて地盤改良工事を行います。地盤の強度によっては追加費用が発生することもあるため、事前に確認しておくことが大切です。

着工から引き渡しまでの流れ

いよいよ工事が始まり、注文住宅が形になっていきます。この期間は建築の進捗を確認しながら、必要な手続きを進めることになります。

基礎工事と上棟

基礎工事が完了したら、家の骨組みを組み立てる上棟の工程に入ります。上棟式を行う場合は、棟梁や職人さんへの感謝を伝える機会にもなります。

内外装工事と設備の取り付け

屋根や外壁の工事が進み、室内では断熱材の施工や配管工事が行われます。その後、キッチンや浴室などの設備が取り付けられ、仕上げの内装工事に入ります。施工途中でも、現場を見学し、気になる点があれば早めに相談することが大切です。

完了検査と施主検査

建物が完成すると、自治体の完了検査が行われ、建築基準法に適合しているかが確認されます。また、施主検査として施主自身も最終チェックを行い、気になる部分があれば手直しを依頼します。

引き渡しと入居準備

すべての工程が完了し、問題がなければ、ついに引き渡しの日を迎えます。鍵を受け取り、住宅会社から設備の使い方やメンテナンス方法について説明を受けたら、正式に入居の準備を進めましょう。

まとめ

注文住宅の建築は、契約前の準備から引き渡しまで、さまざまな工程を経て進んでいきます。住宅会社の選定や資金計画、土地探し、設計の打ち合わせなど、事前にしっかり計画を立てることで、スムーズに理想の住まいを実現できます。とくに、契約内容の確認や工事の進捗管理を丁寧に行うことが、トラブルを防ぐポイントになります。また、完成後の施主検査を怠らず、気になる点は遠慮なく相談することが重要です。建築の流れをしっかり把握し、必要な準備を整えておくことで、満足度の高い住まいづくりができるでしょう。これから注文住宅を検討している方は、ぜひ今回の流れを参考にして、後悔のない家づくりを進めてください。

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アリストの画像 引用元:https://aristo1994.co.jp/house/
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